いわゆる基準Bと称された「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」について、それぞれの業界団体から取り組むための「手引書」が出揃い始めている。
https://www.mhlw.go.jp/…/seisak…/bunya/0000179028_00003.html
それに伴って「衛生管理計画」の作成についての講習会が総花的に開催されている。
しかし、「衛生管理計画」の書きぶりにバラツキが有るように感じる。
元々は、厚労省から「手引書」作成のための指針が示され、その指針を基に業界団体が「手引書」を作成した。
だが、業界団体ごとにとらえている「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」の像にずれがあるようだ。
また大きな課題なのは、基準Bに取り組めば「HACCPは目指さなくていい」と思われている事業者が多いことである。
業種によっては当然難しいレベルや煩雑な対応を求められない事業者がいる。
一方ですでに高いレベルを維持してきた事業者もある。
やはり、基本となる「HACCP」そのものを習熟できる場をもっと増やして欲しいと思う。
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