今城 敏2019年4月21日読了時間: 1分日持ちを向上させるには HACCP責任者やPCQIの養成に注力しているが、もともとは食品微生物の検出や制御が専門。 例えば、もっと日持向上させ、かつ原料費削減を実現できるような提案が得意であり、最近ではこういった案件に携わることが増えてきている。 ところで、食品衛生のルール策定や教育といった仕組みづくりは、時間がかかり遠回りのように感じるかもしれない。 日持ちを向上させるには、やはり食品衛生管理レベルの向上を並行して進めると、早期に容易に目標を達成できるのである。
HACCP責任者やPCQIの養成に注力しているが、もともとは食品微生物の検出や制御が専門。 例えば、もっと日持向上させ、かつ原料費削減を実現できるような提案が得意であり、最近ではこういった案件に携わることが増えてきている。 ところで、食品衛生のルール策定や教育といった仕組みづくりは、時間がかかり遠回りのように感じるかもしれない。 日持ちを向上させるには、やはり食品衛生管理レベルの向上を並行して進めると、早期に容易に目標を達成できるのである。
加熱殺菌の科学的根拠食品事業者との会話の中で、「加熱殺菌を行っている」と伺うと、「温度や時間はどうやって設定したのですか?」と聞くようにしている。 「以前からこの設定値で商品ができたから」とか、「今まで衛生上の事故が無かったから大丈夫」とか… 品質を変動させる因子は様々であり、今まで品質事故が無かったからといって、この先も保証できない。 曖昧なままで進めてきた加熱殺菌の設定値について、その科学的根拠の整理を進めて欲し