HACCPを指導していてつくづく思うことがある。
指導する側は、食品の製造・加工について、やはり幅広く知識と実際の管理に携わった者でないといけないと。
例えば、装置産業型の食品製造に長年従事したとして、その経験だけでは、食品メーカーの多くの家内制手工業的な手作業の多い菓子類や6次産業に決して寄り添うことなどできないであろう。
あたかも、あらゆる食品の加工プロセスを熟知しているかのような指導者に当たってしまうと、HACCPを毛嫌うことになりかねない。
これからは、もっと指導者力量が問われることになるだろう。
Comments