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積極的かつ的確に情報発信して欲しい

研修やセミナーの講師を務める機会が多いが、受講される方の職種が最近になって変化しているように感じている。


今まではメーカーの方が中心で、六次化産業に携わっている方や農畜水産従事者が少数ながらいらっしゃっていた。 ところが、ここにきてホテルや飲食店の調理を担当している方、食品関連の設備や建築に関わっている方などもお会いするようになった。


我々は情報不足だと嘆く場面がある。

一方で、ネットを見れば情報の渦の中にいる。

必要な情報が適切に届いていないため、不満や不安を感じるのであろう。


様々な立場の方が食品産業に関わっている。

特にメーカーは業界団体などのフォローが大いに助けになっていると感じる。 メーカー以外の方もHACCPに取り組むにあたって無駄のない進め方ができるよう、行政などがもっと積極的かつ的確に情報発信して欲しいところである。

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GFSI(グローバル食品安全イニシアティブ)の世界大会に久しぶり参加。ブロックチェーンやディープ・ラーニングといった最新技術を、食品安全分野にも導入するための取組が少しずつ話題に上っていた。 「食の安心」とは消費者の心情が平静で納得されている状態と考える。一方で「食の信頼」は、単なる「食の安心」だけではない。ましてや、認証やマークを介して伝えるものはほんの一部分である。 やはり、科学的根拠に立脚し