統計からみて、外食産業などリテールにおける食品衛生の事故は多い。
以前から「調理」の場面において、もっと科学的な衛生管理の構築が必要ではないかと感じていた。
縁あって服部栄養専門学校とタッグを組み、「調理HACCP技能者 養成講習」と銘打った3日間の講習会を今年に入って立ち上げることができた。
先日、やっと第二回目の講習を終えたところである。
講習が進む中で、受講生同士が専門的な食中毒菌の名を挙げて討議したり、科学的な視点の鋭い質問を受けたりして、その手応えを感じている。
講習の初日には、外部の食品企業の方に「飲食店の厨房における衛生管理の取組み事例」を紹介して頂いており、今回は辛子明太子のやまやの品質保証担当に登壇して頂いた。
この取組みが、少しずつ社会に浸透し、着実に広がっていくことで、外食産業における食品事故が少しでも減ることにつながればと願っている。
(写真は初日の様子)
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