HACCP講師の力量評価制度

昨年6月に15年ぶりに食品衛生法が改正され、HACCP制度が施行することになった。これを受けて、HACCPについての解説セミナーや講習会が総花的に行われている。


個人的な話であるが、メーカーに26年在籍に、その間に食品微生物に関する研究(検出や制御技術など)、製造工場の品質管理、更には食品品質保証室の室長などを務めてきた。


その立場から見ると、こういった講習などの講師について、製造現場の視点に立った説明ができる力量があるかどうかで、受講者の理解度は大きく異なると感じる。

特に、日々の業務の中で出てくる衛生管理の悩みや、クレームなどの異状について、HACCPの視点を絡めながらアドバイス出るかが鍵のような気がする。


今後、国内でこういった講師についての力量評価制度が有ってもいいかもしれない。

6回の閲覧

最新記事

すべて表示

加熱殺菌の科学的根拠

食品事業者との会話の中で、「加熱殺菌を行っている」と伺うと、「温度や時間はどうやって設定したのですか?」と聞くようにしている。 「以前からこの設定値で商品ができたから」とか、「今まで衛生上の事故が無かったから大丈夫」とか… 品質を変動させる因子は様々であり、今まで品質事故が無かったからといって、この先も保証できない。 曖昧なままで進めてきた加熱殺菌の設定値について、その科学的根拠の整理を進めて欲し

Copyright© Food Safety Tech Center All rights reserved.

  • c-facebook
  • Twitter Classic