今城 敏2019年4月28日加熱殺菌の科学的根拠食品事業者との会話の中で、「加熱殺菌を行っている」と伺うと、「温度や時間はどうやって設定したのですか?」と聞くようにしている。 「以前からこの設定値で商品ができたから」とか、「今まで衛生上の事故が無かったから大丈夫」とか…...
今城 敏2019年4月21日日持ちを向上させるにはHACCP責任者やPCQIの養成に注力しているが、もともとは食品微生物の検出や制御が専門。 例えば、もっと日持向上させ、かつ原料費削減を実現できるような提案が得意であり、最近ではこういった案件に携わることが増えてきている。...
今城 敏2019年1月6日食品衛生管理の科学的根拠の必要性食品の製造・加工における温度や時間の管理条件について、科学的根拠を示すことができるだろうか? 例えば、食材を加熱する温度や時間はどうやって決めたのか?といった根拠を求めたとき、「何年もこれでやっているから」といった経験や実績では科学的根拠としては不十分である。...
今城 敏2018年8月26日製造や調理における食品衛生の科学的根拠芽胞を有しない一般的な食中毒菌の加熱温度・時間として75℃1分以上と言われるが、この設定根拠を説明できるだろうか。 (注:耐熱性の低い腸炎ビブリオは65℃程度といわれている) ところで、乳の殺菌条件は63℃30分以上もしくは同等以上と定められている。...
今城 敏2018年8月5日「現状の正しい把握」についての簡便な手法やツールHACCP制度化を含む食品衛生法改正が今国会で可決したものの、実運用の面でまだまだ課題が山積されている。 特に外食や中食といった大量調理施設は ・メニューが多く、頻繁に変更がある ・狭小スペース ・作業者が足りない/アルバイトなどによるシフト制...