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HACCPに取組むと何かいいことが有るのか?

執筆者の写真: 今城 敏今城 敏

国際的な食品衛生管理手法HACCPはつくづく組織改善のためのツールだと感じる場面がある。


HACCPに取組むと何かいいことが有るのか?といった質問を時々受ける。

その都度、私は組織の「風通しが良くなる」と述べている。


HACCPに取組むためには、もちろん関連する書類作成が求められるが、それ以外にも ・チームによる危害要因のリスク度合いの徹底した議論から生まれる食品衛生に対する意識の向上 ・書類を整備する中で、科学的根拠の整理によるエビデンスの見える化 などなど、組織の一体感を得られるようになる。


書類の整備で満足して、机上の空論や書庫の肥やしで終わらせてはいけない。

 
 
 

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