農林水産省の補助事業公募ページに、2月5日付けで「平成31年度農山漁村6次産業化対策事業のうち食品の品質・安全管理サポート事業に係る公募について」というものが掲載された。 http://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/shokusan/19020...

厚労省ホームページに「HACCPに沿った衛生管理の制度化に関するQ&A」という文書が掲載されている。 https://www.mhlw.go.jp/…/seisak…/bunya/0000153364_00001.html...

長野県主催、加工食品の安全性、事業展開に関する講演会にて、「HACCP制度化にむけて～取組むためのわかりやすいポイント解説」といった演題で約50名に対して約2時間講演。

昨年6月に15年ぶりに食品衛生法が改正され、HACCP制度が施行することになった。これを受けて、HACCPについての解説セミナーや講習会が総花的に行われている。 個人的な話であるが、メーカーに26年在籍に、その間に食品微生物に関する研究（検出や制御技術など）、製造工場の品質...

食品の製造・加工における温度や時間の管理条件について、科学的根拠を示すことができるだろうか？ 例えば、食材を加熱する温度や時間はどうやって決めたのか？といった根拠を求めたとき、「何年もこれでやっているから」といった経験や実績では科学的根拠としては不十分である。...

HACCPに取り組みたい事業者から、施設や設備について問合せを受けることがある。 「HACCP対応」やら「HACCP準拠」といった謳い文句の機器についてだが、この用語の定義について根拠がわからない。 食品衛生法改正に伴い、いろいろと関連するビジネスが盛んになっているが、玉石...

スーパーの惣菜コーナーやホテル・旅館の厨房施設などの食品衛生管理も関わっているが、痛感するのはHACCP制度化などの最新動向に対する情報不足である。 ヒトは知らないことに対して、初めの段階として「無視する」ことで心の防御を保つように努める。さらに、少しずつ分かり始めてくると...

6月13日公布、食衛法改正HACCP制度化において、いわゆる基準Bの定義について50名未満の食品事業者を対象とする考え方が、厚労省より新たに示された。 しかし、２つの視点からこの制度に異論を唱えたい。 (1)基準Bに区分けされた事業者に対するサポートなどの施策が無い。一旦、...

HACCPプランの設計は十人十色だと痛感している。 教科書通りの考え方を押し付ける指導者が多い中で、事業者から管理の実態や悩みをどれだけ聞き取れるかが鍵。 島根でのワークショップでは多くのことを学んだ。

HACCP制度化を含む食品衛生法の改正が6月に可決して以降、関連する業務が増えたと実感している。一方で、総花的な行政の対応や方向性に疑問を感じる場面も多くなった。 飲食店などが取り組む事となっている「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」、いわゆる基準Bについて幾度となく...